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防災社会デザイン研究会 慶應SFC

2018 富士見丘高校#1


初めまして!

今期から大木研に入った総合政策学部2年の田中ひかりです。

防災についてはもちろん、先輩達や先生に圧倒されながら日々学んでいます。

初ブログは、6月9日(土)に行われた富士見丘高校での2018年度1回目の防災授業の記録です。

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●構成●

45分 × 2コマ。

今回はそんな時間の中、前半は大木先生による科学的な地震の話、後半は地震のためにどんな対策をするべきか、グループで話し合い発表するというスケジュールでした。

●前半●

まずは大木先生と大学生、生徒の皆さんで自己紹介をしました。

生徒さんの中には釜石市に足を運び、そこで見たもの・感じたものが強く自分の中に残っている、だから防災について学びたい、という方が多くいらっしゃいました。

前半の大木先生の授業では、日本では1日に何回の地震が起きているのかということや、また阪神淡路大震災の映像を見て気づいたことなどから、地震に備えることの必要性を学びました。

他にも、地震そのものや噴火といった自然災害を防ぐことはできず、それが人間に絡むことで初めて「災害」というものが生まれるということも学びました。

●後半●

後半では、今までの内容を踏まえたグループワークをしてもらいました。

お題は「対策」。学校や家、通学路などで地震が起きたらどうなることが予想できるか、またどんな危険が考えられるか、大学生もグループに混ざりながら話し合い、

具体的にどんな対策をすると良いかを考えました。

話し合いの中では、家の寝室にスニーカーを常備し、窓ガラスや物が散乱しても歩くことができるよう準備しているという生徒さんの発言がありました。正直私はここで初めてこの知識を知り、一緒に納得した時間でもありました!

考えれば考えるほど、今当たり前に使いすぎていて気にもとめていないようなことやものが問題として出てくることに気づき、発表ではそれぞれのグループで出た具体的な対策案を上げてもらいました。

またその中から、家族には自分の命を最優先してもらうことを伝えたり、スマホのバッテリーを持ち歩くなど、今すぐ実行に移せるものについても確認し、今日の授業は終了です。

●総括●

高校生にとって、高校の先生方にとって、そしてその家族のみなさんにとって、

自分の命を守るための使える知識と術を、楽しく身につけていただきたいと感じます。

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最後まで読んでいただいてありがとうございました!


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