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霞ケ関西中学校の理科授業

  • 執筆者の写真: 防災社会デザイン研究会 慶應SFC
    防災社会デザイン研究会 慶應SFC
  • 2021年5月8日
  • 読了時間: 2分

みなさんこんにちは!大木研究室の日向です。

2月4日に、霞ケ関西中学校で理科の授業に防災を取り入れるという新たな取り組みが行われました。

小学校では2020年度から、中学校では2021年度から新学習指導要領が導入され、教科横断的な視点を取り入れたカリキュラムが求められるようになります(文部科学省,2018)。

今回の取り組みは新学習指導要領の先駆けとなるもので、学校側が今後のカリキュラムを踏まえて授業内容などの計画を立てました。

授業は学校の教員が行いましたが、私たちも授業を見学させていただきました。

今回の授業のテーマは、「緊急地震速報がなぜ、これから大きな揺れがくることが分かるのかを考える」というものでした。

最初に、伸びるバネを使って地震発生時の地面の揺れ方の違いについて考えてもらい、その後の授業で緊急地震速報の仕組みについて改めて考察をさせていました。

生徒からは、「バネの動かし方によって揺れ方が変わる」、「震源が近くなるほどバネの揺れが大きくなる」などの意見が出ていました。

      写真:授業当日の板書

授業を見学したことで、あくまでも教科の枠組みの中で、防災の視点に繋げられるように授業を組み立てる必要があるのだと気付かされました。

教員が持つ教育的な視点と、私たち大木研が持つ視点を掛け合わせることで、防災教育の可能性は大きく広がります。

新指導要領の導入を踏まえて、今後も学校現場と共同で教科における防災教育の位置付けについて考えていく必要があるのだと改めて実感しました。


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