こんにちは.大木です.今日は私と山口くんと小嶋くんでブログを綴ります.
皆さんはスーパーグローバルハイスクール(SGH)をご存知でしょうか. 将来国際的に活躍できるグローバルリーダーを育成することを目的とした事業で,文科省によって,先進的な教育を実践する123校(私立38校)が指定校に選定されています.大木研究室は,そのうちの1校である富士見丘高校と「災害と地域社会」コースの連携をしています.
月に1回の土曜日授業には研究室の学生も参加します.富士見丘高校との連携は今年で2年めですが,今年度初回の授業では,今学期に初めて大木研に入った山口くんと小嶋くんが来てくれました.
・・というか,院生の永松くんと3年生の亜美ちゃんも来てくれたのですが,なんと私が2歳の息子の土曜保育先を確保しておらず,やむなく高校に連れていき,授業中はベビーシッターしててもらいました.
なんたるリスク管理の甘さ!!!リスク・コミュニケーション研究の風上にも置けませんわ. このブログでこんなこと綴るのもなんですが,前日に発覚した時には手に汗握りました.即行で高校に連絡し,2歳児連れて行っていいか伺ったところ,「そんなのなんでもありませんよ,どうぞどうぞ」という神対応.ありがとうございます! そして学生たちの臨機応変力の高さ!「むしろ一緒に遊べて癒やされました」まで言ってくれて,息子大満足で過ごしました.今も名前呼んでます.本当にありがとう.
そんなわけで初回授業に2歳児を連れていき,高校の先生と女子高生たちに大歓迎していただき,息子は大学生のお兄さんお姉さんと共に立派な校舎を貸切状態で遊び,無事に授業を終えたのでした. 今学期から入った二人にはさぞかし学びの多い一日だったでしょう.(違)
さて,富士見丘高校の「災害と地域社会」コースでは高校2年生15名が一年間にわたって学習を進めていきます.12月には台湾の集集地震の跡地に行き,現地の高校で英語のプレゼンを行い,災害伝承について高校生同士でディスカッションしてくる予定です.
長くなりましたが,初の参加だった山口くんと小嶋くんの感想をどうぞ.
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大木研1期目の山口です。
今回衝撃を受けたのは、富士見丘生の反応の良さ。大木先生の授業では、頷き、時には声を上げて驚きながら、真剣にメモを取っている姿が印象的でした。体全体で学び取ろうとするその姿勢は素晴らしく、普段の大学内でもなかなか見られないものです。本活動へかける彼女達の意欲と覚悟を見ました。 前年度から継続しての参加者も多く、今期から防災に関わっている私よりもよほど先輩です。遅れを取るわけにはいきません。身の引き締まる思いです。
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今回、富士見丘高校の授業に初めて参加させていただきました、小嶋です。 自分自身、高校に行くのが1年以上ぶりだったのでとても楽しみにしていたし、最初高校に着いた時なんだか懐かしさのようなものを感じました。高校はこんな感じだったな、と・・・ いざ、授業が始まると、大木先生の授業を聞く時の生徒さんたちのまっすぐな目がとても印象的でした。また、生徒さんたちのリアクションの大きさにも驚かされました。 自分は今学期から大木研に所属させていただいているので、まだまだ分からないことの多いルーキーです。今回、富士見丘の生徒さんたちの姿を見て、自分も負けていられないなと思ったのと同時に、もっと成長していかなければいけないなと感じました。 自分の親戚にも1歳の子がいるので、小さい子との接し方など、こちらもいろいろと学んでいけたらなと思いました。 今後も予定が合う限りは参加していきたいと思います!
大学生・高校生でグループワーク(7/24撮影)