日墨パートナーシップ研修に参加しています、パリークです!(写真のどれが私でしょう?笑)
今日は、メキシコシティのSupreme Courtで行われた避難訓練に参加しました。
今回の避難訓練では火事の想定で行われました。
私たちはビルの6階から避難しました。
日本の学校では、火事の避難訓練の時に「おかしも」(おさない、かけない、しゃべらない、もどらない)と習いましたが、メキシコ(特にここで行われた訓練)では、「押さない、叫ばない、携帯をしない」と言われているそうです。携帯をしない、は所謂"歩きスマホ"防止のようなもので、ビルでの避難時に階段でビデオ撮影をしたり、携帯をいじりながらの避難は危険だということで入れられたそうです。
訓練開始時に、火災警報が鳴るのですが、それと同時に周りのビルスタッフ・職員が色とりどりのベストを着用しました。ベストの色は、青、黄、赤、オレンジ、緑、白があり、それぞれに緊急時の役割を分担しているそうです。
それぞれの役割は以下の通りです。
青:セキュリティー・ディレクター、黄:ビルの取りまとめ役、赤:消火係、オレンジ:避難誘導係、緑:コミュニケーション係、白:ファーストエイド
これらの担当者は事前に決まっていて、それぞれがオンラインコースで対応の仕方などを取得済みなんだそうです。
避難後は、1階ロビーの外にある広場に集合するのですが、そこでは階ごとに整列し安全確認をしました。
ビル職員の中で緊急時の役割が予め決められ、避難訓練では、それぞれが自分の仕事を確認する機会になっていて、とてもおもしろいと思いました。