¡Hola! パリークです。
私は、学部生の時に藤田研(ラテンアメリカ)と大木研(防災)両方に所属していました。修士研究では、「ペルー×防災」ということで、防災とラテンアメリカを掛け合わせたテーマに取り組んでいます。今回は、4月から京都の防災研からいらした岩堀さんが「メキシコ×防災」というテーマで研究をされていて、是非この機会に両研究会の合同ゼミが出来れば!と思い企画しました。
研究員の方の研究について聞く、または教員同士の議論を聞くというのは、学部をはじめとし、なかなかない貴重な機会でしたので、刺激的だったのではないかと思います。質疑も盛り上がり、面白い議論の場になりました。
次回の開催は、秋学期になるかと思いますが、また多くの学生に参加してほしいです!
そして、その際には私もペルーでの活動について少々共有できればと思います。
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こんにちは!岩堀です。
6/28(金)に、藤田研×大木研セッションで、メキシコでの活動の報告をさせて頂きました。 私がこの2年間、JICAとJSTが関連するSATREPSプロジェクトで関わって、現地で行っている地震や津波の防災教育の活動について発表・共有しました。
質疑では、 ・メキシコ沿岸部の近年に大災害を経験していない場所で、地震学の知識や理科教育が持つ力とはどのようなものか? ・サイエンスの知の枠組みと、そこに収まり切らないラテンアメリカの民俗学的な知のあり方の関係について ・文系理系や言葉の壁(さらに世代の壁)を越えて、知識を定着させるコミュニケーションのあり方とは? などのテーマの議論を通じて、防災研からSFCに拠点を移したからこそできる研究の原型が、この機会に図らずも浮かび上がってきたように思えました。
学生のモチベーションに駆動される形で、このような異分野間の専門家の間でオープンな対話の場が実現していく過程には、SFCの文化の特徴的な一面を見たようにも思います。
お越し頂いた皆様どうもありがとうございました。¡Gracias!