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仙波小 避難訓練見学

  • 執筆者の写真: 防災社会デザイン研究会 慶應SFC
    防災社会デザイン研究会 慶應SFC
  • 2021年5月8日
  • 読了時間: 2分

今回は、仙波小での避難訓練を見学させていただきました。

先日、授業と教員研修を行って、すぐに教員研修の内容を反映した避難訓練を実施してくださいました。

簡単に避難訓練の内容を紹介します。

実施は7月17日火曜日、10:25-10:40。授業中の避難訓練です。クラスによってはグラウンドや体育館、パソコン教室などの特別教室にいるシチュエーションでした。

設定した状況は停電と余震の多発。そのため、教職員の方は放送ではなく教頭先生が拡声器を持って各教室を回ります。また、余震多発なので、児童は何回も身を守るポーズをする必要があります。

以下は見学に行かせていただいた、所と鳥羽の感想です。

私は低学年の教室で見学させていただきました。余震多発という設定のもと、児童のみなさんはしっかり適切なポーズをとっていて、自分の身を守る方法がしっかり定着していることを実感しました。避難訓練が終わったあとは、校長先生とお話させていただくことができました。東日本大震災のときに川越市の学校現場で経験されたことについてお話ししてくださり、大変勉強になりました。また、この日の避難訓練については様々な課題があがり、避難訓練は課題を見つけ、共有し、改善していくための避難訓練であることの大切さを学びました。(所)

とても暑い日の避難訓練でした。児童のみなさんは防災頭巾をかぶって、多発する余震を想定してダンゴムシのポーズをとっていました。終わった後の様子を見ると、みんな暑そうで汗をかいたりしていました。その様子を見て、こうやって暑い日に地震が起こって、冷房がとまったら…と考えるとゾッとしました。

でも地震はいつ起こるかわからないからこそ、いろいろなシチュエーションでの避難訓練をやることによって、課題に気づいていくのがとても重要なのだと思います。

「成功」を求めるのではなく、「失敗」から学んでいく、そのための避難訓練になればいいと感じました。(鳥羽)


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